・複合エンドポイントを設定する目的は、イベント数を稼ぐため。
・あるエンドポイントが発生すると、観察はいったん打ち切られる。重篤度の軽いもの(〇〇による入院など)と重いもの(死亡など)が複合されていると、軽いものは起こりやすいので、重いものについての正しい評価ができない可能性がある。
・重篤度の低いエンドポイントの客観性の問題。
・二重盲検法ではなく、客観的でないエンドポイントを設定している場合のその判定の問題。
・割り付けの隠匿(allocation concealment)が行われているかどうか。
不適切な割付の隠匿により、客観性の低いエンドポイントを過大評価する。
・臨床試験早期終了 Random highの可能性は?
・それまでに行われた試験との一貫性があるか。
・早期終了する試験の特徴 心血管系、製薬会社からの研究資金、NEJM
・イベント数が少ないと(200以下)Random highとしての劇的な差がつきやすい
ITT解析
(1)+(2) vs (3)+(4)
Per protcol解析
(1) vs (3)
As treated解析
(1)+(4)の一部 vs (3)+(2)の一部
・Per protcol解析やAs treated解析だと、都合のいい患者の選択が行われている可能性がある(ランダム化が機能していない可能性)。
・患者除外やPer protocol解析の使用により治療効果はITT解析よりも大きくなる可能性がある。