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心房細動を有する肥大型心筋症へのカテーテルアブレーション

mpact of Left Ventricular Diastolic Dysfunction on Outcome of Catheter Ablation for Atrial Fibrillation in Patients With Hypertrophic Cardiomyopathy
Circ j 2015;79:419-424

肥大型心筋症(HCM)患者において、左室拡張障害の重症度と心房細動(AF)に対する高周波カテーテルアブレーション(RFCA)のアウトカムとの関連は知られていない。

22例の(AF)を有するHCM患者に対し、RFCA後に心エコーを施行し、フォローアップしていく。

患者背景として、全体では年齢65歳ぐらいで、発作性5例、持続性17例、AFの有病期間は80±53か月、E/e’14±6、左房径48±6mmで、フォローアップ期間は21±12か月であった。

AFの再発群と非再発群で、E/e’はそれぞれ18±7、11±3(P<0.01)で、多変量解析後もE/e'(cutoff:15)で有意差あり。HR1.16(1.01-1.37) 拡張障害があれば、左房圧は上がりやすくなるし、AFが再発するのも合点がいく。